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移植後3ヶ月プロトコール生検でC3沈着のみで再発が診断されたMPGN typeV immune complex typeの一例 |
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東京女子医科大学 第四内科 |
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ときわ会余丁町クリニック |
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東京女子医科大学 泌尿器科 |
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奥見 雅由、岡田 大吾、清水 朋一、石田 英樹、田邉 一成 |
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東京女子医科大学 腎臓小児科 |
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聖マリアンナ医科大学 川崎市立多摩病院 病理診断科 |
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【症例】27歳、男性。9歳時にネフローゼ症候群を発症し、腎生検でMPGN typeV immune complex typeと診断された。その後蛋白尿が持続し腎機能は悪化、24歳時に透析導入となった。27歳時に、66歳の父から血液型適合、DSA(-)の生体腎移植を施行した。術後経過は良好であり、Cr 1.3 mg/dl程度で尿所見なく安定して経過した。術後3ヶ月のプロトコール生検で、糸球体にC3単独の沈着を認め、MPGNの再発の可能性が示唆されたため、PEXを3回施行した。半年後のfollow up生検でもメサンギウム領域へのC3の単独陽性が持続しており、電顕では、内皮下、傍メサンギウム/メサンギウム領域、TBMに大小様々でやや淡明な高電子密度沈着物とhumpの形成を認めていたことから、MPGNの再発と考えた。
現時点では移植腎についてはC3腎炎の診断となるが、nativeの組織ではimmune complex typeであり、両者を比較し文献的考察を加えて発表する。 |
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