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Chronic active T cell mediated rejectionの一例 |
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聖マリアンナ医科大学 腎泌尿器外科 |
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工藤 浩也、佐々木 秀郎、岩田 鉄平、目時 弘彰、藤本 瑛介、
石黒 恵理子、蜂須賀 智、栗原 毅、相田 紘一郎、佐藤 雄一、
力石 辰也 |
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聖マリアンナ医科大学 腎臓・高血圧内科 |
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川崎市立多摩病院 病理診断科 |
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症例は50代の男性。原疾患不明の慢性腎不全のため200X年10月に血液透析導入。20XX年に待機期間14年で献腎移植を施行した。導入免疫抑制剤はTAC、MMF、MP、BAXの4剤であった。術後は7日間で血液透析を離脱した。術後2ヶ月目にCMV感染のためMMFを1000mgから500mgへ減量し、バルガンシクロビル内服で加療した。
術後3ヶ月目に血清クレアチニン値1.61mg/dlの時点でプロトコール生検を行ったところacute mixed rejection
TypeIAの疑いと診断された。尿中decoy cellが持続していたが、BKウイルスはPCRで感度以下であった。その後血清クレアチニン値はわずかに上昇し、術後1年目には1.85mg/dlとなり、この時点の生検ではChronic active T-cell mediated rejection with chronic vascular rejectionと診断された。ステロイドパルス、DSGにて治療を行った。現在Cr1.6mg/dl前後で維持している。 |
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